理学療法士になって苦労したことってどんなことがありますか?
経験年数10年越えの理学療法士りはるがお答えします!
\こちらの記事はこんな人におすすめ/
- これから理学療法士を目指す方
- お子さんが理学療法士を目指している親御さん
- 理学療法士のことをもっと知りたい医療従事者の方
- 理学療法士を続けるか悩んでいる方
当時のわたしが感じていたことや今の自分からアドバイスをあわせてお答えします!
苦労したこと①
圧倒的知識・技術不足
だれしもが最初にぶち当たる壁です。
「わからないことがわからない」
「自分になにができるのかわからない」
- 知識と技術は一朝一夕では身につかない
- まずはできない自分を認める
- なにをすべきか客観的に考える
当時のわたしは・・・
とにかく勉強した、とにかく実技練習した、とにかく勉強会に参加した
とにかくがむしゃらに取り組んでいました。
しかし、なかなか自身の成長した実感が得られず、「全然だめだ。自分に理学療法士は向いていないんだ…辞めたい」と負のサイクルに入ってしまいました。
\現代のわたしからアドバイス/
ときに“がむしゃらさ”は大事だけど、無駄な努力はしないに越したことはない。
先人から学んで必要な努力をしたほうがいい。
苦労したこと②
圧倒的体力・筋力不足
理学療法士はからだが資本です。
新人の頃は、はじめての慣れない仕事に四苦八苦し、周りのセラピストにも気を遣い、おうちに帰ったらぐーすかぴーでした。
- 体調管理はもちろん、体力・筋力をつける
- 動作のコツをつかむべし!
- 周りに気を遣いすぎないことも大切
当時のわたしは・・・
伸長が150㎝に満たないわたしが急性期で約100㎏の脳卒中の方を担当することになり、がむしゃらにジムで筋トレしてました!
毎日筋肉痛になりながら長下肢歩行訓練していました。
\現代のわたしからアドバイス/
道具を使わず数歩しか歩けない歩行トレーニングより、道具を使って何メートルも歩けるトレーニングを選ぼう!(未来の自分のからだも大切に。)
苦労したこと③
患者さんとのかかわり方
「お前のせいでよくならないんだ」といわれ、完全にこころが折れる音が聞こえました。
「なんとかよくしたい」という思いが強く、患者さんのこころの動きがみえていませんでした。
- できることをやるしかない
- 患者さんの身体面だけでなくメンタルに向き合う
当時のわたしは・・・
先輩のほうが患者さんをよくできるし、わたしなんかがなにかできるわけないんだ。
理学療法士に向いていないんだなとまた負のサイクルがはじまりました。
\現代のわたしからアドバイス/
医療職を続けるなら、患者さんも自分もメンタルコントロールは必須。
苦労したこと④
他職種とのかかわり方
リハビリの現場は他職種とのかかわりあうのは絶対です。
「伝わらない」ことも多いけど、きっと相手もそう思っているはず…
- 自分の伝えたいことを受け取ってもらえない理由はなにか考える
- 妥協点ではなく合意点はなにかを考える
当時のわたしは・・・
「なんで伝わらないんだろう」「あの人は話を聞いてくれない人なのかな」「伝え方が悪いのかな」と伝え方や伝える手段ばかりに意識が向いていました。
\現代のわたしからアドバイス/
お互いのリスペクトを忘れずに。
苦労したこと⑤
お金の管理
大学生の頃から一人暮らしでしたが、お金をすべて自分で管理するのは初めてでした。
- 働く前にもお金の勉強をしておく
- 将来必要になるお金を知っておく
当時のわたしは・・・
毎週のように勉強会に参加して県外に行ったり、来たり…
毎月高い医学書を買い…
「あれ?お金がぜんぜん貯まらない・・・?」
\現代のわたしからアドバイス/
確実に言えるのは、マネーリテラシーを身につけておいて損はない。
\早めに無料でFPに相談しておくのもあり/
まとめ
\理学療法士になって苦労したこと5選/
①圧倒的知識・技術不足
②圧倒的体力・筋力不足
③患者さんとのかかわり方
④他職種とのかかわり方
⑤お金の管理
今回は「理学療法士になって苦労したこと5選」をお伝えしました。
経験した苦労は自分を成長させてくれますが、そのときはそのことにとらわれてしまいますよね。
そんなときは人と話すことをおすすめします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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